10月26日

スワード博士の日記

十月二十六日

ザリーナ・キャサリン号は今日も来ない。今頃は到着しているはずなのに。ハーカー夫人の日の出の催眠術による報告から、まだどこかを旅していることは明らかだ。船が時折霧のために停止している可能性もある。昨夕入港した汽船の何隻かは、港の北側と南側の両方に点々と霧があると報告していた。我々は監視を続けなければならない。船は今にも報告されるかもしれないのだから。

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