ジョナサン・ハーカーの日記
十月二十四日
丸一週間待った。ゴダルミングには毎日電報が届くが、同じ《ホウコク ミタツ》ばかりだ。ミナの朝夕の催眠術による答えも一様で、打ち寄せる波、ほとばしる水、きしむ帆とのことだ。
電報 ロイズ社ルーファス・スミス(ロンドン)よりゴダルミング卿宛 英国副領事(ヴァルナ)付
十月二十四日
ザリーナキャサリンゴウ ダーダルネス ヨリ ホウ アリ
十月二十四日
丸一週間待った。ゴダルミングには毎日電報が届くが、同じ《ホウコク ミタツ》ばかりだ。ミナの朝夕の催眠術による答えも一様で、打ち寄せる波、ほとばしる水、きしむ帆とのことだ。
十月二十四日
ザリーナキャサリンゴウ ダーダルネス ヨリ ホウ アリ