5月18日

ジョナサン・ハーカーの日記

五月十八日

もう一度、日の光に照らされたあの部屋を見に行った。真実を知りかったのだ。階段の一番上にある戸口まで行くと扉が閉まっていた。その扉は、木の枠の一部が割れるほど強引に枠に押しつけられていた。鍵はかけられていなかったが、扉が内側から固定されているのがわかった。つまり、昨夜の出来事が夢ではないという推測に基づいて行動しなければならない。

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