ミナ・ハーカーの日記
九月二十三日
ジョナサンは酷い夜の出来事から回復してきている。彼がたくさんの仕事を抱えていることをとても嬉しく思っている。仕事によって恐ろしいことを忘れていられるからだ。そして、彼が新しく得た地位の責任に押し潰されていないことを嬉しく思っている。彼が自身の実力を発揮することは元より分かっていた。そして今、ジョナサンが昇格して、課せられた任務にあらゆる面で対応できているのを見ると、とても誇りに思う。彼は一日中遅くまで家を留守にするので、家で昼食を取れないと言っていた。家事が一段落したので、彼の外国での日記を手に取り、部屋にこもって読むことにする。